キャストへの研修を通じてゲストに届く、想いのバトン。

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ビジネスサポート職

人事部 教育課/2020年入社

社内研修制度の企画立案、研修の運営を担当しています。
私のミッションは、全キャスト必須で受講する「階層別研修」に加え、「語学研修」や「自己啓発支援」など、個人のニーズに合わせた研修を提供し、キャストの成長に貢献することです。
研修を企画する際は、「研修の目的は何か」「受講後にどのような姿になっていてほしいのか」という点を大切にしています。
研修機会が単なる知識の習得にとどまらず、受講者一人ひとりの成長や行動の変化につながるよう、自分自身の想いを込めて企画をしています。また、オペレーション部門の方と日頃からコミュニケーションを大切にすることで社内の課題を照らし合わせたり、外部の研修会社とのやりとりを通じて教育ニーズの変容をキャッチしたりして、社内の教育施策をアップデートできるように努めています。

ミリアルリゾートホテルズでの仕事でやりがいを一番感じる時は、どのような瞬間ですか?

自分のアイデアや想いが、相手に影響を与えたと感じた瞬間にやりがいを感じます。
研修管理システムを導入した時のことです。私は、新しい研修制度を構築するにあたり、「キャストにとって新しい学びの場を提供したい」という想いから、オンラインでも研修の申し込みや受講ができるシステムの導入を決めました。
「もし活用されなかったらどうしよう」という不安な気持ちも抱えていましたが、導入した結果、多くの方から「使いやすい」と喜んでいただいたり、さまざまな部署がシステムを活用しているのを見たりして、大きな手応えを感じました。
自分の想いが他の人たちへ伝わり、社内全体で教育に関しての意識が高まった感覚を得たことが、仕事のやりがいにつながっています。

ミリアルリゾートホテルズでのあなただけの「ストーリー」を教えてください。

「バトンがつながった瞬間」を実感したストーリーをお話しします。
レストランキャストとして勤務していた頃、1組のゲストと出会いました。担当させていただくたびに会話が弾み、サービスを通じてご一緒に過ごす時間が私のやりがいになっていたのですが、その後、人事部教育課に異動となり、そのゲストへ直接サービスを提供することはできなくなってしまいました。
少し残念な気持ちではありましたが、教育課では新入社員の研修を担当できることがうれしく、「多くのゲストに感動を与えられるキャストになってほしい!」という想いを込めて研修を考え、実施していました。
そんなある日、ホテルのロビーで偶然そのゲストと再会! そして「あなたが研修を担当したキャストから、本当に素敵なサービスを受けましたよ」と笑顔で伝えてくださったのです。
その笑顔を見た瞬間、「自分は今、ゲストに直接サービスをすることはできないけれど、研修を通じてキャストに想いを託すことで、ゲストにハピネスを届けられるのだ」と実感しました。
自分が一生懸命考えた研修が、めぐりめぐってゲストの笑顔につながる。
その「バトンがつながった瞬間」が、今の私にとって大きなやりがいとなっています。

就職活動生へのメッセージをお願いします。

就職活動で一番大切なのは、「自分は何を大切にしたいのか」をしっかり言葉にして伝えることだと思います。飾らず、ありのままの想いを言葉にした時こそ、あなたの本当の姿が相手に届くと思いますし、その瞬間の表情はきっと一番輝いているのではないでしょうか。
ひとりで考えるのが難しければ、家族や友人に自分の想いをぶつけてみてください。自分の想いを言葉にすることで、自分でも気付かなかった“本音”に出会えるはずです。不安や迷いもあるかもしれませんが、それは挑戦している証拠です。どうか妥協せず、自分のベストを出し切ってください。その経験が、入社してからもあなたにとって大きな力になります。
就職活動を乗り越え、未来の仲間としてお会いできることを願っています。

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