Project Story

Project Story
ゲストに、かけがえのない体験を!
職種を越えて創り上げた
ディズニーアンバサダーホテル
ミニーマウスルーム「パジャマパーティー」プラン

ミリアルリゾートホテルズの仕事は、大きく分けて2つの職種があります。ホテルの舞台裏を支える「ビジネスサポート職」と、最前線でゲストにサービスを行う「ホテルマネジメント職」です。2つの職種が連携するからこそ、ゲストにかけがえのない体験をお届けすることができます。
そのチームワークが発揮されて創り上げられたのが、2024年11月にディズニーアンバサダーホテルでスタートした、ミニーマウスルーム「パジャマパーティー」プラン。今回はプロジェクトに携わったメンバー4人が集まり、特別座談会を開催! 職種を越えてつながった日々、そして大人気プランに成長した今の想いを本音で語り合います。

ディズニーアンバサダーホテル
ミニーマウスルーム
「パジャマパーティー」プランとは

ディズニーアンバサダーホテルならではのスペシャルなステイを存分に楽しめるプランです。ミニーマウスルームでの宿泊と、プランオリジナルのパジャマに身を包んだミニーマウスとのアンバサダーラウンジでのふれあいや、「パジャマパーティー」のミニーマウスをイメージしたオリジナルグッズがセットになっており、ゲストに特別なおやすみ前のひとときを過ごしていただけます。

参加キャスト

ビジネスサポート職

R.C.
2011年入社/経営戦略部 経営戦略課

経営方針の立案や調整、経営環境や事業環境等の調査、分析などを担う部署に所属。2022年から本プロジェクトを担当し、各部署の統括を進める。

ホテルマネジメント職

S.K.
2016年入社/ディズニーアンバサダーホテル フロントサービス課

キャラクター出演や食事提供の機会がある宴会課に所属していたキャリアを強みに、本プロジェクトではオペレーションの全体統括を担う。

ホテルマネジメント職

M.U.
2022年入社/ディズニーアンバサダーホテル フロントサービス課

本プランの前身「アンバサダーラウンジ」での経験を活かし、食品関連を担当。現在は時間帯責任者としてキャストのコントロールを行う。

ホテルマネジメント職

R.T.
2024年入社/ディズニーアンバサダーホテル フロントサービス課

会場におけるドリンクの提供など、キャストの業務を円滑に進めるためのオペレーション構築を担当。現在はキャストのトレーニングにも携わる。

プロジェクト推進メンバーに、全員立候補! 
きっかけは、「楽しそう」「力を発揮できる」、そして……

R.C.
皆さん、今日はよろしくお願いします。
実はこのプロジェクト、ゲストにお届けする2年以上前の2022年4月に始動していまして、ディズニーアンバサダーホテルのキャラクターとの親和性が高いという魅力を強化し、ゲストの滞在価値を向上させるという戦略のもと実施しました。経営戦略課の私は社内外の各部署と調整しながら、裏方でサポートしていました。今日集まっている本プロジェクトの立ち上げメンバーである皆さんと関わったのは、プラン運用の半年くらい前かな。皆さん、プロジェクトのメンバーに立候補してくださったんですよね。
まずは率直に、プランのことを知ってどう思ったか、聞いてみたいです。
R.T.
私は入社して半年も経っていない時期だったので、本当に関わっていいのだろうかという気持ちがちょっとありました。でも「メンバーになりたい人は立候補を」という形だったので、せっかくならこの機会を活用して挑戦してみたいということと、あとは単純に「楽しそうだな」というところから始まりました。
R.C.
素晴らしい! S.K.さんは?
S.K.
私はこのプランを聞いたときにすぐ、自分がもともといた宴会課での経験が活かせると感じましたね。宴会課は、キャラクター出演や料理提供がある部署でしたし、自分の力を発揮できる場所だ!と思って立候補しました。
R.T.
実際にS.K.さんは、ドリンクのこととか、この席でどういうふうにオペレーションしていくかっていうのをすごくわかっていて、さすが宴会課の経験がある方だなと思いました。
R.C.
トレーの持ち方も上手! 安定感があるよね。
S.K.
自分で言うのもなんですが、プロでした。
一同
(笑)
S.K.
ところで、このパジャマパーティーの会場は、もともとアンバサダーフロアに宿泊されるゲストが利用できる「アンバサダーラウンジ」だったよね。M.U.さんはここで仕事をしていたと思うんだけど、ラウンジとしての運営がなくなって「パジャマパーティー」プランになるって聞いてどう思ったのかを知りたい。なぜ立候補したのかも。
M.U.
その話を聞いたときは、率直に言うと、名残惜しい気持ちがありました。ラウンジもキャストも大好きだったし、ゲストから「最後で寂しいです」という言葉もたくさんいただきました……。でも、そんな気持ちで帰っていったゲストを今度は楽しく迎え入れたい、そのためになんとかこの新しいプロジェクトを成功させたいと思って、立候補しました。
S.K.
そうだったんだ!
R.C.
今回のプロジェクトは新規の立ち上げだけじゃなくて、「アンバサダーラウンジ」の最後を飾るという面と、みんなの想いをつないで次へ進むという面があったので、M.U.さんはまさにそれを最前線で感じていたんじゃないかな。
M.U.
そうですね。今は「パジャマパーティー」で再会できたゲストもいらっしゃるので、立候補して本当に良かったなと思っています!
R.C.
いろいろな背景と想いがあって、皆さんメンバーになってくれたんですよね。

違う部署の集まりだからこその「壁」。
大事にしたのは、"ワクワク"そしてOne Team!

R.C.
次に、実際の仕事内容や、やりがいについて聞いてみたいと思います。
私はスケジュールやコストなどの管理でいろいろな部署に横断的に関わって、例えば施設の改装に向けて施設管理部と調整をしたり、装飾品や記念品のきんちゃくの制作にあたって企画制作課とやりとりをしたり、気づけばプロジェクトメンバーもどんどん増えていって。そんな中で、みんなが同じ目的やゴールを見据えて、なおかつワクワクしながら仕事をしてもらうということは難しくもあり、同時にやりがいも感じていました。
R.T.
私はオペレーション構築のメンバーになって、主にドリンクなどをどう提供するか、キャスト全体がどんな動きでゲストをお迎えするか、ゲストに素敵な時間を過ごしていただくためにできることを考えました。
R.C.
ゲストの皆さんはミニーマウスに会う前に緊張される方もいて、そこをいかに和ませて自然にその時間を楽しんでいただくかは、キャストみんなのコミュニケーションにかかっているよね。
R.T.
そうですね。そのために、すでに決まっている接客をするのではなく、何もないところから考えて、みんなで試行錯誤しながら創っていくのは、プロジェクトの立ち上げから携わったからこその醍醐味で、印象に残っています。
S.K.
ゲストとの会話から「メモラブルタグ」を活用したいという意見も、オペレーション構築のメンバーから発信されて、実装されているよね。
プラン関連グッズなど
メモラブルタグ
M.U.
はい。お子さまに積極的にお渡しすると、親御さんまで笑顔になって。ご家族みんなが笑顔になる光景を見ると、ゲストに届いているなって実感します。
S.K.
こちらもうれしくなるよね。でも、最初は大変なこともあったんじゃないかな。
M.U.
そうですね。私はラウンジでの経験を活かして、賞味期限やアレルギーなど食品の管理を担当していたんですが、このプロジェクトでは食品を扱ったことがない部署の人も集まっていたので、最初はやり取りが難しいこともありましたね。アドバイスするのにためらいもあるし、でも食品を扱うので手は抜けないし……。その場を和ませながら、皆さんが同じ意識をもってスタートを切ることは大変だなと思いました。
R.T.
そこで、S.K.さんが言って始めたんですよね、自己紹介ゲームみたいな。
M.U.
そうそう! アイスブレイク的な時間を設けて、みんなで円になって、えっと、どんなゲームでしたっけ?
S.K.
「私はS.K.です!」
一同
(パンパンと手拍子)
S.K.
「好きな食べ物は!」
一同
(手拍子)
S.K.
「マグロ! あなたの名前は?」っていう感じで。
R.C.
某ゲームみたいな(笑)。
M.U.
こういう楽しい時間を通じてだんだん仲が深まって、何でも言い合えるようになりましたね。
S.K.
最初の壁っていうのは、私も実際に感じていたからね。リーダーというのは基本的には自分がリードして何かを作っていくものだと思うんですけど、それを変えて、みんなにオペレーションを全部考えてもらって、私はそれを確認する役に回ったんです。だから、みんなにはいっぱい話し合ってもらったし、まずはその環境作りというものを大切にしたんだよね。
R.T.
そうですね。みんなで関わっていくことの充実感があって、すごくいい経験をさせてもらったなと思います。

ディズニーブランドを守りながら、
私たちにしか提供できないものを生みだす

S.K.
みんなで話し合うことで、サービスのクオリティも上がっていったよね。ゲストとの対話もどんどん自然になっていったし。
R.T.
最初はプログラム通り話すところから始まったけど、もっと伝わりやすくするにはどうしたらいいかを考えて工夫しました。
M.U.
あとはキャスト間での事前引き継ぎのとき、当日記念日を迎えるゲストがいらっしゃるときはみんなで共有しあってお祝いの言葉を準備するなどして運営を始めましたよね。
R.T.
あれはすごいクオリティアップかなって思います。
S.K.
それとこのプランは、当社だけでなく、オリエンタルランドの皆さんとも毎日連携を取る必要があって、M.U.さんは今、その時間帯責任者なんだよね。うまくできている?
M.U.
もうお互いに名前も覚えて、気軽に話せるようになって、同じホテルのキャストみたいな感じで仲良くさせていただいています。
S.K.
今回のプロジェクトで部門を超えて、さらに会社を超えた連携までうまく取れているってことだね。
それと、新しいキャストのためのトレーニング資料を最初に作ってくれたのはR.T.くんだったね。
R.T.
そうですね。
S.K.
堅苦しくない、とても取り組みやすい資料を作ってくれて。ディズニーブランドを守るために世界観は保ちつつ、すごく独自性のあるアイデアを入れながら、R.T.くんの真面目な部分もしっかり活かして作成してくれたなっていう印象があります。
R.T.
入社して間もない自分でも意見を求められることが多くて、思っていることを言いやすい環境なのがうれしいです。自分の知識が足りない面はまだまだあるんですが……。
R.C.
ディズニーのコンテンツを扱うことについてのルールは、私からも皆さんにいろいろと話すしね。でもやっぱりルールは守りつつも何かできることはないかとみんなで考えるからこそ、より深みのある、私たちにしか提供できないものが生まれるんじゃないかなと思っています。

2つの職種で、意見がぶつかることも。
"建設的な対立"で、同じゴールをめざす!

S.K.
いよいよ運用開始が近づいてきたころには、ベースで決まっていたこともあったので、実際のオペレーション構築は基本的に若手に任せて、大詰め部分はR.C.さんと私がミーティングを重ねて、という流れでしたね。対立もあったけど(笑)。
R.C.
いい意味で、"健全な対立"はしていたなって思う。ビジネスサポート職のこちら側としては、ビジネス的な視点を重視して、ディズニーと決めていることも守らなきゃいけないし。
S.K.
それは理解しつつも、ホテルマネジメント職の私としては、ゲストと直接関わるオペレーションのみんなを大切にしたい気持ちが強い。結構、「何言ってるんですか!」っていう勢いのこともありましたね。
R.C.
あとで、「ごめんね、熱く言いすぎた……」みたいな話をいっぱいしたよね(笑)。
S.K.
でも、これこそ2つの職種があることの強みじゃないかな。目指す場所は一緒なので、それぞれが想いをぶつけてクオリティを高めていくっていう非常に良い機会だったなと思います。
いろいろと工夫をした結果として、自分たちが言うのもなんですけど、ゲストの皆さんが我々をほめてくれることが多くない?
M.U.
私もその印象が大きくて、ミニーマウスとのグリーティングはもちろんだけど、「キャストさんとの時間が楽しかった」っていうコメントがすごく多いのがうれしいです。
R.C.
そういえば、R.T.さんは、すごく素敵な笑顔でミニーマウスと一緒に、会場を盛り上げていたよね? ゲストからも大人気で(笑)。
R.T.
はい、S.K.さんのご指名で(笑)。
運営初日から司会もさせていただきました。すごく緊張して、頭の中は真っ白で……。普段、ロビーでホテリエとして働いているのとはまた違う、「ディズニーキャスト」としての自覚が増した瞬間でしたね。
S.K.
あの指名は、本当に正解だったなと思う。私は全体統括としてみんなの成長を見守っていたんだけど、我々はディズニーキャストでもあるということもすごく意識してトレーニングしていて、R.T.くんもそれを理解して盛り上げてくれたなと感じたよ。
R.C.
実際にゲスト満足度調査でもすごく評価が高くて、数字で見ても納得できます。
S.K.
R.T.くんなんて、司会をしたあと、最後にゲストと一緒にお写真を撮ったりして。
R.C.
えっ、グリーティングしてるの?
一同
(笑)
R.T.
そういうわけじゃないんですが(笑)。ただ、「もしよかったら一緒に写真撮ってもらってもいいですか」なんて言ってくださることもあったりして、それがすごくうれしいし、やりがいを感じる瞬間でもあります。
M.U.
ゲストにシールやカードをお渡ししたときも笑顔で喜んでくださって、想いが届いていることを実感します。
あと、私は普段はフロントにいるので、チェックインされるゲストとパジャマパーティーの話をすることもあるんですけど、リピーターの方から「今日、あのお兄さんってパジャマパーティーにいますか?」などと聞かれることも多いんです。キャストを覚えてくださっているんですね。
R.C.
これはもう、みんなパジャマで出るしかないよ。
一同
(笑)
R.C.
プランを組み立てているときから、もちろん皆さんのサービスがないと成り立たないと思っていたけれど、それ以上に皆さんが、エンターテイメントとしてゲストの心に残る大事なピースとなっていることが、本当にうれしいです。今回のプランで、私たちがゲストの皆さんに届けたかった夢を1つ叶えたように、これからもゲストに喜んでいただくための想像力を大切にしていきたいですね!

楽しんでいただくために、自分が楽しむ!
自分の夢も叶えることができる場所

R.C.
では最後に、就職活動中の皆さんへメッセージを贈りたいと思います。
まずは私から。十数年前の就活のとき、私はそこでしか経験できない仕事を絶対に選びたいと思っていて、コンテンツに魅力を感じてミリアルリゾートホテルズを受けました。そして、いくつか内定をいただいた中でワクワクしたのが、やっぱりこの会社でした。
その気持ちはこのプロジェクトが続いている間もずっと持っていたし、自分の感じたことは裏切らないんだなと実感しています。ぜひ皆さんも、自分の心の声と対話しながら、就職活動を頑張ってほしいなと思っています。
R.T.
私はとにかく、「楽しいことをしたい」という軸で、就職活動をしていました。今、実際にこうして新しい企画にも携われてすごく楽しいですし、本当に誇りに思える仕事だなと思います。ゲストに楽しんでいただくためには、やっぱり自分が楽しむ心を持つことが大事かなと。何事も前向きに一生懸命やってくださる人と一緒に働けることを楽しみにしております。
M.U.
私がミリアルリゾートホテルズを受けたきっかけは、このディズニーアンバサダーホテルなんです。自分がゲストとして訪れたときにすごく素敵だなと思っていたので迷わず受けて、無事に内定をいただきました。実際入社してみて、こんなに年齢も部署も多様な方々と仲良くお仕事できて、本当に良い刺激と経験をさせてもらっているなと思います。
人を楽しませることが好きで、チームワークで動くことが好きな方だったらきっと向いている会社だと思うので、ぜひそういう方と一緒にお仕事できたらなと思います。
S.K.
では、最後に私から。ミリアルリゾートホテルズは、ゲストの夢を叶える場所であると同時に、自分たちの夢が叶う場所でもあります。たくさんの夢を持ってやってくる皆さんを、楽しみに待っています。頑張ってください!
R.C.
皆さん、今日はありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします!

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